事業復活支援金の上乗せ補助~販路開拓サポート助成事業の話~
皆さまこんにちは。
ビジネス支援行政書士 ライズ法務事務所の米山です。
当事務所では補助金申請サポートなどを主業務としております。
1月下旬からスタートした事業復活支援金。
当事務所も登録確認機関として、ありがたいことに多くの方達のお手伝いをさせていただく機会に恵まれております。
心から感謝でございます。
さて、そんな事業復活支援金ですが、東京都が受給者向けの助成事業をスタートしておりますので、今回はその助成事業を紹介させていただきます。
それではいきましょう
今回紹介させていただくのは、公益財団法人 東京都中小企業振興公社による『事業復活支援金等受給者向け販路開拓サポート助成事業』になります。
※本記事から2日後の4月16日現在、上限に達したとのことにより締切予定日前ながら既に受付が終了となっております。
https://www.tokyo-kosha.or.jp/support/josei/jigyo/jigyou-fukkatsu.html
事業名の通り、事業復活支援金等受給者が申請資格を有しており、以下の取り組みが助成対象経費となっております。
- 展示会参加費
- ECサイト出店初期登録料
- 自社Webサイト制作費
- 販売促進費(チラシ・カタログ制作費、PR動画制作費、PR広告掲載費)
※販売促進費単独の申請はできません。
展示会参加費はなかなか使用できる方は限られてくるかもしれませんが、自社Webサイト制作費、ECサイト出店初期登録料に使えるのはなかなか使い勝手が良いのではないかと思っております。
加えて、Webページなどをただ作って終わりではなく、PR動画制作費やPR広告掲載費の助成を受けて多くの方に向けて訴求が出来るので、事業間の相性が良くとても良い制度だなと思うところです。
なお、助成限度額は150万円と、国のものづくり補助金(1,000万円)などと比べれば少額に見えてしまいますが、その一方で、助成率が5分の4と手厚いので、上手く使えばかなり自己負担額を抑えた販路開拓が可能になるのではないでしょうか。
ここでこの助成事業の注意点が2つほどございます。
- 事前エントリーが必要であること
- エントリー受付は先着順であること
国が行っているものづくり補助金や事業再構築補助金などは、申請受付期間中に申請して、出揃った申請書の出来栄えの良し悪しのチェックを受ける、という段取りとなっており、これに慣れている方は、事前エントリー&先着順という流れは機会を逸してしまう可能性がありますのでご注意ください。
※本記事から2日後の4月16日現在、上限に達したとのことにより締切予定日前ながら既に受付が終了となっております。
今回は以上になります。
ご相談やご不明点などございましたら当事務所までご連絡ください。
※新年度の各種支援制度が動き始めてきているため、当事務所の業務状況次第ではお受け出来ない事態となることも考えられます。ご興味がありましたらお早めにご一報ください。
皆さまの持続的な事業運営を願っております。
それではまた
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